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zoom RSS 避妊・去勢手術について

<<   作成日時 : 2015/12/12 11:06   >>

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手術の時期ですが当院では、生後6ヶ月以降を目安に手術をお勧めしています。
手術のメリット・デメリットを考慮の上、手術をご検討ください。

去勢手術のメリットとしては

・望まない繁殖を避ける

・攻撃性の低下やマーキングの減少(必ず効果があるものではありません)

・精巣腫瘍、前立腺疾患、肛門周囲腺腫などの疾病リスクの減少

避妊手術のメリットとしては

・望まない妊娠を避ける

・発情がなくなり、発情ストレスや出血からの解放

・病気の予防(子宮蓄膿症、卵巣腫瘍)

・悪性乳腺腫瘍の発生リスクが下がる(特に2回目発情まで)

避妊・去勢手術のデメリット

・手術後に少し肥満しやすくなる傾向がある

・全身麻酔と手術のリスク


当院での避妊・去勢手術について

基本的には手術は予約制です。一度来院していただき、診察を行い、手術に関するご説明等を行っています。また、術前の血液検査の結果や麻酔の覚醒に問題があるなど、特別な理由がない限り、避妊・去勢手術は日帰り手術です。 午前中にお預かりして血液検査等を行い、午後から手術をします。麻酔の覚醒を確認の上、夕方ごろには帰宅できます。飼い主様の都合により手術前日にお預かりしたり、手術翌日に退院したりすることも可能です。

手術の手順について

術前検査の採血も兼ねて、静脈カテーテル(留置針)をセッティングします。これは静脈麻酔、手術中の点滴や可能性は低くても不測の事態が起きた場合の投薬ラインの確保も兼ねています。

身体検査や血液検査で異常が認められなければ、術中・術後の痛みを和らげるため、鎮痛薬を投与します。また、縫合時に長時間作用型局所麻酔も併用し麻酔が覚めた後の痛みの軽減も行います。

当院では基本的に静脈麻酔とガス麻酔のコンビネーション麻酔を行っています。
静脈麻酔を投与後、気管チューブを気管内に挿管しガス麻酔を行います。

その後各種モニター(酸素飽和度、心電図、心拍数、血圧、呼吸数、ガス麻酔濃度など)で生体のリアルタイムに変動する情報を確認し、麻酔の調節を行います。

手術に関しては、避妊手術の場合、犬、猫ともに卵巣と子宮を切除します。
麻酔時間の短縮やお腹の中に残す縫合糸を最小限にするため、シーリングシステムや電気メスを使用します。こういった機械を使用することで比較的大きな血管を糸を使わず閉じることができます。お腹の中に縫合糸(長期にわたって吸収されない絹糸など)が残ると近年ダックスなどで問題になっている縫合糸反応性肉芽腫が起こる可能性があるためです。また、縫合には吸収性の縫合糸を使用するため、数か月経てば皮膚の縫合に使用した糸も吸収されるので特に体内に異物が残るようなことはありません。

術後についてですが、切開部位の感染症予防のため数日の抗生剤を処方しています。
抜糸は基本的に術後2週間が目安です。犬の場合は避妊・去勢手術ともにエリザベスカラーをつけてもらうことがほとんどです。猫の場合は去勢手術ではエリザベスカラーは使わず、避妊手術でもエリザベスカラーがいらない場合が多いです。

避妊・去勢手術をご検討中の方はご相談下さい。





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